ドッグフード&選び方、そして手作り食

 

ドッグフード:

1粒の中に何が入っているか、自分の目で確認が出来ないフード。
恐ろしいことに、日本にはフードに関して何の規制もないので、粗悪な原料を使っていても、 色々な物質が添加され、多くの毒性物質が含まれていても、それら成分表示の義務はないのです。
同様に輸入されてくるフードにどんな物質が添加されていても、それらを表示する義務も ありません。成分表示を信じることが出来ないのと同じことなのです。

なぜ、フードは精肉に比べ値段があんなにも安いのか?〜質の悪い原材料を使っている、 冷蔵庫に入れずになぜ長期保存が可能なのか?〜色々な保存剤、添加物が含まれている、 ちょっと考えただけでも、その内容に疑いの目を向けざるを得なくなります。
それに、フード“だけ”を食べていて栄養は十分なのでしょうか?

【原材料】
●病死した獣肉、有害物質汚染で死んだ獣肉を使っている
●抗生物質を多様して育てた獣肉を使っている
●人間用の食肉として不合格になった獣肉を使っている
●古い穀物を使っている
などという話は聞いたことがあると思います。
そうでないとしても、では、その獣肉が食べている飼料は、人間用にできない、 殺虫剤や除草剤などの薬品まみれになったものかも知れません。

【添加物】
代表的なものとしてBHA、BHT、エトキシキン、亜硝酸ナトリウムがあります。
●BHA:ガソリンの酸化防止を目的に開発された化学物質・・・発ガン性物質
●BHT:石油の酸化防止を目的に開発された化学物質・・・発ガン性物質
●亜硝酸ナトリウム:殺菌剤(細菌汚染を防ぐ)や発色剤(肉を赤色に保つ) として肉に添加される食品添加物・・・BHTと一緒に使われていることが多く、両者は紫外線下で反応し非常に毒性の強い物質に変化
●エトキシキン:ゴムの硬化剤、殺虫、除草剤(ベトナム戦争時に使われた枯葉剤の原料)として開発された物質・・・日本では人間用の 食品添加物はもちろんのこと、農薬としての使用すら認められていない毒性の非常に強い物質
***ペットフードには安全性に問題は無いとして加えられています***

【栄養】
フードパッケージでは、必要栄養素が全て含まれているから、これだけ食べていれば大丈夫・・・ というようなことをうたっています。
必要栄養素が全て含まれていること(数値上)と、必要栄養素全てを接種吸収できることとはイコールには なりません。

更に、成分表の最初に小麦やトウモロコシ、米などの穀類が表示されている場合、 体内に入っても消化吸収されにくく、栄養とならなず、その殆どが便となって出てきてしまいます。 (なので、フードを食べている子の便は多い、などということも聞かれるわけです) 犬は基本的に雑食性の強い肉食です。良質な動物性タンパク質(獣鳥肉、魚、卵、牛乳)源が最初に書かれて いないフードでは、十分な栄養は得がたいと言えます。

コー助の心疾患の疑いと同時にこれらの現状を知り、我が家では(人間用食物だって今は信頼性が ありませんが)我々が食べるのと同じ材料で、コー助のごはんを作っています。
では、全てのフードがこれほど粗悪で恐ろしいもので、将来に渡っていろいろな病気を併発させてしまうものか? と言えば、それは誰も分りません。ただ、100%ではないにしてもフードの内容、良し悪しを家族が 確認してあげる、という作業をすることによって、その確率は減るでしょうし、何より、もしも病気になって しまったとしても後悔せずに済むのではないでしょうか?

【フードの選び方】
国産の場合表示義務がありませんので、難しいですが、輸入品の場合は、オリジナルの成分表示表を 輸入会社に電話をして取り寄せてみて下さい。その中に
preserved with BHA, Ethoxyquin, BHTなどの単語が含まれているものは、上記に記した恐ろしい化学物質が 含まれているということになります。
同様に、成分表示の一番最初に、Corn(トウモロコシ)、Wheat Flour(小麦)、Ground Rice(米)、など の表示があった場合、そのフードの主原料が動物性タンパク質ではないことを表しています。
ですので、このようなフードをあげることは避けるのが懸命と言えるのではないでしょうか?

もちろんですが、手作り食を食べているコー助が将来絶対に病気にならない、というわけでは ありませんし、フードを食べている子が将来絶対に病気になる、という分けでもありません。
そして、私がコー助に作っている食事が栄養万点で、誰にでもあてはまるということは決して ないのです。家族がその子を思って、愛情をこめて一生懸命作ってあげる、その食事がその子に とって一番のご馳走で、愛情のこもったご飯を、美味しい♪と喜んで食べることが健康の源になるの ではないでしょうか?なので、もしも作るのが面倒くさいなぁ、とか楽しくない、ということで あれば、作らない方がいいとも思います。だって、「あ〜あ・・・」なんて溜息つかれながら 作ってもらったご飯なんて、ワンコに関わらず、誰も美味しいと思って食べられないですよね!(^m^)

私達にとっての
手作り食:

コー助は、私達が食べているものに興味を持ち始めた頃、たまにそれをあげると、本当に目をまんまるにして喜んで食べる(というより ゴックンって飲みこんじゃうんだけど!)姿を見てると、やっぱり食べ物の“におい”や“味”が新鮮で 美味しいんだろうなぁ、と思いました。
「ワンコは食いしん坊なんじゃなくて、その人が食べているのと同じ物を 食べて、同じ“におい”になりたいんだ」ということを聞きました。
よく夫婦が似てくるのは毎日同じ物を食べているからだと 言われるけれど、ワンコもそうだったら、
「コー助も家族だし、とことん似ちゃおうか!一緒の物食べよ!!」と 6月27日手作り晩ご飯スタート!そして現在は朝晩手作りご飯に。

それぞれの家庭に、それぞれの“家庭の味”があるように、
ワンコの食事もそれぞれだと思う。
どれが良くてどれが悪いかは、それぞれの家庭で判断してあげて、
その子に一番いいと思うご飯をあげれば いいのじゃないかな、と思います。
なので我が家のコー助のご飯はこんな感じなのです!



手作り食を始めたきっかけ +コー助のご飯+
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