【ウォーター・トライアル】 in 西湖
5月25日(土)〜26日(日)1泊
昨年川デビューしてから、海、
そして今年も川と3度の泳ぎを経験していたけど、
ちゃんとした泳ぎを教わるのは初めて。湖も初めてだったけど、
お天気も良くて楽しかったよ!
いやいや〜お母ちゃんが旅に出るのにこんなに お天気良いなんて、みんなビックリ!(笑) 昨日到着したばかりのSERENAに、キャンプ道具を積んで初ドライブ。 なかなかステディな走りでお父ちゃんも満足! 朝6時半に出発、中央道は案の定渋滞だけど完全に止まることはないのでそんなに苦にならなかった。 途中石川PAで休憩してのんびり移動。 |
おお〜!天下のマウント富士! 大学のおちゃらけサークル合宿以来だぁ♪ そして隣は既に西湖「ひゃ〜!西湖〜!キレイだぁ〜!!」 などと騒いでいる内に、12時半、集合場所に到着。 |
今回参加していたのはゴールデンの2姉妹と、○○レトリーバー(忘れる
くらい長い名前・・・)の男の子、とコー助。みんな年齢は2〜3歳でまだまだ若い。
どう見ても水難救助“され”犬にしか見えないコー助がなぜ 参加したかというと、泳ぎはもちろん、もし何かあった時にどうするべきか、など基本的なことを ちゃんと知っておきたかったから。 今日は1時〜3時で、座学と陸上での基礎訓練(待て、レトリーブなど)。 |
●今日の宿泊は“PICA富士西湖”というキャンプ場。お天気の良い週末とあって殆どのオートサイトが家族連れでうまっていた。ワンコ連れも結構いた。 お風呂とシャワーもあり、暑かったので助かった! トイレ、炊事場も常に清潔にしてあってとても快適! ●キャンプ場の目の前が西湖。夜は星が見えて、朝もピカピカ光るきれいな湖の側を散歩できて、気分爽快ざんす! |
【ウォーター・トライアル】とは、
その犬種の本質にある水難救助技能の本能を失わない為と、
水難救助技能向上の為に行うトレーニング。 ニューファンドランド、
レオンベルガー、ポルターギュウォータースパニエルの3犬種は特にその特性に
優れているが、アメリカではレトリバー系の犬種も活躍している。
1日目:ウォータートライアルについての説明・ハンドリング講習会 2日目:ウォータートライアルレッスン <オープンクラス> シングルレトリーブ:ワンコはハンドラーの左側に立ち、両者は水場に 向かって並んで立ちます。この時リードは無し。ハンドラーは手に物品を持っています。 「待て」のコマンドをかけたまま、ハンドラーは物品を10m沖に投げます。コマンド解除の合図に よってワンコは物品回収のために沖に出ます。 ワンコは物品に向かって泳ぎ、回収後クチャクチャ噛まずに物品を咥えて保持しながら、陸に いるハンドラーまで物品を届けます。 ワンコは物品をハンドラーの手の上に、ハンドラーのコマンドですみやかに渡さなければなりません。 物品がハンドラーの手に渡った時点で競技終了。 <スウィム・アンド・レスキューテスト(S&Rテスト)> 種目1:遊泳50m ワンコはハンドラー付き、または無しで50m泳ぎます。ワンコとハンドラーは一緒に水中に入っていきます。 ワンコの足がつかなくなった所で90度曲がり、ワンコを励ましながら直線(もしくは往復)で50m泳ぎ、最後も 90度曲がって陸まで泳いで来ます。 種目2:レトリービング オープンクラスのシングルレトリーブ 種目3:ハンドラーの運搬 ハンドラーは15m沖に泳ぎ出します。 アシスタントがワンコを陸で保持しています。ハンドラーが沖で位置についたらワンコを離します。 ワンコはハンドラーの元まで泳ぎ、ハンドラーの右側から周って左側につき、ハンドラーがワンコにつかまり 一緒に陸に戻ってきます。テストの最中、ハンドラーがワンコの名前を呼んだり、励ましたりしても構いません。 |
コー助さん、水面は必死の“犬かき”です!
S&Rテストの練習を、参加者それぞれが1回ずつやって、少し休憩。 実はこの練習では、コー助、種目3 がどうしても出来なかったのです。それというのも、最初に種目2をやり、次に種目1をやったのですが、この遊泳が精神的にしんどかったようで、種目3でなかなか 泳ぐ深さまで行こうとしなかったのでした。 泳ぐのが嫌いになってしまうと嫌だったので、少しでも抵抗を見せたらすぐに辞めよう、と話しており、 練習では出来ないまま終わり。 その後、お父ちゃんとコー助が一番目でテスト。(応援に必死で画像はありませんm(_ _)m) 休憩中、お母ちゃんも練習をしてみたので、 結構疲れたはずだったけど、コー助の集中はまだ続いている。 種目2のレトリービングは難なくクリア。種目1の遊泳、練習では半分の距離しか泳いでないので いきなり50mで、無理かなぁ・・・と見ていたけど、他のみんなの声援もあってか、ゴールまで一生懸命 泳ぎきった! お母ちゃんには「もう好い加減疲れたっす・・・」という顔にしか見えなかったのだけど、 インストラクターに「誇らしげな顔してるねぇ〜!」と言われたらそんな気もしたバカ親。 なんと、休む間もなく、すぐに種目3!「あぁ、これは今の状態と、さっきの様子を見る限り ちょっとキツイなぁ・・・」と思った。 お父ちゃんがザブザブ沖に入っていく。その後ろ姿を、インストラクターにリードを持たれて 見つめているコー助。付いて行きたそうに前に出ようとしている。 沖で位置についたお父ちゃんを見て、インストラクターがコー助のリードを離す。 沖で 一生懸命コー助を呼ぶお父ちゃん! コー助、首のあたりまで水面に入っていった。その後少しの躊躇があったが、ちょっと泳いでみた・・・ かと思ったらいきなりUターン!! 「どひゃ〜!こりゃダメかぁ・・・」〜ガックシ その姿を見たお父ちゃん、一層声を張り上げて「コー助〜!カムカム〜!!」と まるで本当におぼれている人が助けを求めるような声で呼んだ。 と、その声を聞いた瞬間、コー助いきなりクルッと、またお父ちゃんの方に体を向き直して 今度は何の躊躇もなく必死で泳いでいった。 「・・・(涙)」by お母ちゃん←バカ親警報発令中! お父ちゃんの元にたどり着いたコー助、お父ちゃんの右側から後ろに回って左側につき、 お父ちゃんがコー助の救命胴衣の上をつかんで一緒に陸まで移動。もちろん泳いでお父ちゃんを 引っ張ってくることは物理的に難しいので、お父ちゃんは歩いて、コー助は泳いで到着。 インストラクターも周りで見ていた人たちも、拍手喝采!「さっき出来なかったのに、エライねぇ♪」 お父ちゃん、感極まってコー助の両手を持ち上げ、一緒に「ばんざ〜い!ばんざ〜い!」 お母ちゃんは、コー助のびしょぬれのお尻がブルブル震えていたのを見ながら涙ぐむ・・・←再びバカ親警報発令中! コー助が躊躇なく再び沖に向かって泳ぎ出したのは、やっぱりお父ちゃんのいつもと違う 声、様子を察してなんだろうか・・・相当疲れていたはずだし、一度は戻りかけたのに、 やっぱりお父ちゃんの元に泳いでいった姿は、感動ものだった。←またまたバカ親警報発令中! |
無事にテスト合格、初級コース終了。いやいや本当によく頑張ってくれた! これでコー助の 泳ぎに対するポテンシャルも分ったし、夏は体力作りの為にも、また川で一緒に泳ごうと思った。 |
午前中でコースが終了したので、キャンプ用品を買い足そうと、御殿場のプレミアムアウトレットモールに 行った。日曜のお昼ということもあって混んでいるかと思ったけど、ぼちぼち・・・期待していた商品は なかったけど、それぞれコー助との遊びで必要な商品を購入して帰路に。 帰りの車中は、家に着いて車の扉を開けるまで爆睡していたコー助。 水での遊びは、普段の25倍の体力を使うそう。 本当にお疲れ様でした、コーさん♪ |